1/13.Sat 緑への接近



こんにちわ。
今日は3ヶ月ぶりに会いに来てくれた方や、大学の後期講座の最終日を迎える先生もいたりして、想いが巡る1日でした。
大切にしたいです、こういう節目節目。
こういう時は朝一に神社に行って神頼み😉。

さて、先日1/13(土)に開講した色彩環講座【緑への接近】の報告を少しだけ。



講座は理論講座を90分、実習講座を90分の180分で構成しました。
緑のことを話させてもらうにあたって、現実を生きる上で、始まりの色彩だ感じていました。藍染などの染色をされている方は、緑がしぼった瞬間だけ現れて、すぐ逃げいくことを体験されると聞きます。回りし出した生命の色は、生まれればもう止めることなどできません。だけれど、変化し、成長してゆくことができます。純粋なスポンジのような受動的な性質も緑の特徴だと感じます。

生きる強さってなんだろう。
現実を生きるってなんだろう。
この講義を通して、緑があゆむ道を学ぶ中で、そんなことを考えた方も多いのではないかと思います。
緑のあり方を考えながら、いつの間にか私たちが生きるということの可能性について知らされて、エールをもらえるのが、色の、自然の凄さだなと思います。

それでは、みなさんの感想文を一部抜粋して掲載させていただきます。
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・緑への思いに包まれて、緑についての先生の考察を聴いていると、数々のイメージや思いや考えや気づきがわいてきました。心が温かく豊かな気持ちになりました。

・緑に触れたくなるのはエネルギーや安心感を求めている理由がなんとなくわかった気がします。内界に目を向けてみると最近感じていたモヤモヤにつながっているようでした。

・2回目の緑への接近でしたが、前回とはまた違った視点から緑について考えることができたように思います。書かれている1つ1つの言葉・表現を深く読み取る重要性を痛感しました。

・緑なんてあまり好きじゃなかった。でも、大事な色だということがわかったし、その含みもてることの強さや生命の点としての強さが感じられて、ちょっと泣きそうになった。今の自分に必要だと思う。

・木を描いてみて、描くことで自分が見れるってすごいですね。言葉にするのが難しいですが、色彩ってすごいですね。

・自分の内から出てくる緑に対するイメージをたぐりよせ、緑になって考えてみると、また違う世界が見えてくる気がして、また1つ自分にとっての新しいものの味方が増えました。

・緑自身にも宇宙があることを感じました。

・ゲーテがほんとうに言いたかったことに気づき、生きるということの真実について考えさせられた。

・人間という輝きを失ってしまうことがないように、緑に立ち返って、私という人間を、影を落としながら、これからも生きていこうと思った。

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いつも主体的に授業を受けてくださって、ありがとうございます。
たまに元気すぎて、うるさいくらいの時がありますが笑😆
みなさんの発言や表情の1つ1つに、こちらが学ばせてもらっています。

次回は前年度の公開授業制度も含みますので、人数が少し多いのかな。
ぜひ一般の方々も、どなたでもご受講ください!