少しずつ。

どうでもいい、話。
ふと外を見ると、雪が降っていることが多い。
しびれるほどに寒いし、外にいたら凍えてしまうほどの寒波なんやろけれど、
なんかきれいだなぁとか思って見とれてしまう。
空気もきれいだ。
恐ろしいけれど、恐ろしいものはきれいだったり。
じゃあきれいなものは恐ろしいのか?っていうと、
そうは公式みたくはいかん。

今は正直、「春が来る」なんて信じられない。
それでも、少しずつ、きっと暖かくなる。
庭の木々は、仮死状態みたくなって固く静かに止まっている。
それでも、そうやって最小限の動きで中を守っとるのがなんとなくわかる。
そう、少しずつ、きっと暖かくなる。よな。

知らない間に起こっていることは、知れなくて当然やけれど、
最近はそれを知れたとき、感動する。
自分みたいないぼんやりした人間は、知れないことだらけやから、
「ありがとう」と思うことだらけになる。

人知れず動けばいい。
それが積み重なって、それがたった一歩にしかならなくったって、
自分の一歩であることが大事なんだろう。



もうじきに、ネットで見れるようになります。