黄の本質への接近!

こんにちわ。
まだま〜だ寒い。これを”冬将軍”と言うんでしょうか。

先週の土曜日、色彩環講座「黄の本質への接近」を開講しました。



黄は、まぶしいとか、発散している色だとか巷では言われているように聞こえますが、
光にもっとも近い性質を備えている色彩だと思うので、
そのようなところが我々に届いてきます。


しか〜し!
たぶん見えてることだけやないと思うんです。
黄が持つ性質や特質を見るには、もしくは、本当の意味で黄のもたらす力を知りたいと思ったとき、黄色が黄色たらしめる背景のようなものを見つめたいと思いませんか。
黄色にもし一人の人格があれば、
「おまえはまぶしいだけや。」
「おまえは放ってるだけ放っててええな〜」
なんて、そう言われたら辛いと思います。

例えば、「人使いが荒い!」という人が(ドキッ)、
もしそばに居たとしたら(ドギマギ)、
その人をその人たらしめる背景を知りたいと思うのが、
その人を本当に知り、関係性を持つということでないんだろうか。

そんな感じが持てると、線で黄の形態を描いたり、
全体と黄色との関わりがどのようなものかを描きながら学んだり、
黄色というもののもたらす力を、青色と比較しながら、紫とも呼び求めながら感じたり、
という時間を過ごして、学びが進んでいくのだと思います。

講座内では、言葉にならないこともきっといっぱいあったでしょうが、
1つだけでも掴んだものがあるなら、それをしっかり自分になじませて
黄の力を自分の内に開いたり、磨いたりしていってください。

それでは、感想文を一部掲載します。

LLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL

・多くのことを気付かされた時間でした。私の中にある「黄なるもの」に触れることで、私の中には全ての色彩が存在していることを認識させられた時間でもありました。

・黄色は元気!というイメージでしたが、その中に自己の形成や自分の存在というメッセージが含まれていると知り、今までのことをふりかえり合点がいくことが多々ありました。

・午前中のワークでは、あの色の下地に包まれた植物は光の方にのびたい、のばしたいけれど、下に根をはろうとはあまり思わなかった。

・きいろが「私はきいろで、白ではないぞ!」と言っている気がした。でも丸い形のままずっとそこにいるのは不自然だった。

・黄の力(解放する力、形成する力、明るさ、暗さ、力強さ、弱さ、やさしさ、冷淡さ、したたかさ、たくましさ、移り気、依存心)が私の中に存在しているということに気づくことは、私を励まし、覚悟して生きることに力を貸してくれるような気がしています。

・黄と紫がどうして呼び求め合うところにあるのか、その共通点や補う点について、なにかわかりそうな気がした。家で考えてみようと思う。

・黄色1つとってもいろんな体験ができたように思う。相反するものを常に持っているのはしんどいことだけど、仕方がないのかなぁ、そんなことを思ってしまいました。

・物語の始まりは黄と青だったことに気づいた。

・黄色の本質の授業、とても疲れました。黄色というキラキラと輝いて楽しいイメージだと昔は思っていました。その光の向こうにある一生懸命なところの辛さ、苦しさのようなものの方が感じられてきました。

・紫と緑の間にはある種の隔たりを感じた。まるでそこが緑の居場所ではないような。

・黄の在り方に、これからの私が向かうべき方向のヒントをもらったように感じています。

(以上、一部抜粋させていただきました。)