橙への接近

先日行った色彩環講座「橙への接近」の授業風景です。




ありがとうございました。

実際にクレヨンを手にして、また絵の具をつかって、自分の感覚を確かめながら、橙がどんな背景をもって橙になり、結果どんな力を有することになったか、またどんな力を苦手とするか、が私たちの心の在り方と重なってくるのですが、まだまだ橙の魅力は語り尽くせん!と感じます。

みなさんが講座内で体験され、考察され、感じられていること、気づかれていることの1つ1つが貴重なことでそれが学んだことなのだと思います。わからないことや疑問も出てきて当然だし、他の12講座全体を学ぶことを通して自ら紐解いてゆけるよう構成に注意を払っています。ぜひ他の講座も楽しみにご受講ください。

2周、3周と受講を続けてくださっている方はその分理解が深まり、取り組むべき課題も洗練されてきていると思います。1つとして同じ講座ができないのが、ここでの講座の良い点でもあり悪い点でもありますが、今後もよろしくお願いいたします。

色彩は自然現象ですし、まるで生き物だと感じませんか。
こういった光の多様性や、それに伴う心の多様性を、どうか1つの枠にはめて見つめることではなく、生きて動く蝶々のように観察し、どのような自然界の力がそこに働いているのかを感じて見てください。